機密データシールド

この機能には以下からアクセスします。プライバシー ▸ 機密データシールド

機密データシールドは個人の機密ドキュメントをスキャンして不正なアクセスおよびマルウェアから保護します。機密とみなされるファイルには公開されるとプライバシーや身元情報を侵害する可能性のある個人情報が含まれています。機密データシールドはどのアプリケーションおよびユーザーが自分のファイルにアクセスするかをコントロールして、プライベートデータを保護します。

機密データシールドはデフォルトで有効になっています。この機能を無効にするには、緑色のオンスライダーをクリックし、[はい] をクリックして変更を確定します。スライダーが赤に変わり、「オフ」というテキストが表示されます。機密データシールドを常にオンにしておくことをお勧めします。

注意: この機能はアバストプレミアとアバストインターネットセキュリティのみで利用できます。

データをスキャンする

スキャンをクリックしてデータのスキャンを開始します。スキャン中に機密データシールドはすべてのドキュメントの各ページなど、ハードドライブ全体をチェックし、機密データを含むファイルを探します。スキャンの持続時間はユーザーの PC に保存されているファイル数によって異なります。スキャンを停止したい場合は、スキャンを停止をクリックします。

また、機密データシールドの基本機能はプロテクション ▸ アンチウイルス ▸ スマートスキャンを実行から実行できるスマートスキャンにも組み込まれています。

スキャン結果の確認

機密データシールドはスキャン後、ユーザーの PCで見つかった機密ドキュメントの概要を表示します。ドキュメントは以下のような、いくつかのカテゴリに分類されます。

税務関連書類
給与関連書類
雇用関連書類
航空券
渡航書類
その他の機密文書

これらのドキュメントにはユーザーの個人データが含まれることがあります。マルウェアまたはハッカーがユーザーの PC を攻撃してこれらのドキュメントにアクセスすると、ユーザーの身元情報が盗まれて悪用される恐れがあります。

カテゴリをクリックして詳細の画面を表示します。ドキュメントを開くには、ドキュメントの詳細の隣にあるプレビューアイコンをクリックします。

データの保護

ドキュメントを保護するには、以下の手順に従ってください。

カテゴリのリストですべて保護をクリックします。
[完了] をクリックして処理を確定します。ドキュメントを保護する必要があるかどうかを決定するように指示されることもあります。

ユーザーの機密データが保護されます。信頼できないアプリケーション、マルウェアまたはあなたの Wndows アカウントにログインしていないユーザーが保護されたファイルにアクセスしようとすると、機密データシールドがアクセスをブロックする、またはアクセス試行をブロックすべきかどうかを確認するダイアログが表示されます。

[文書を表示] をクリックしてドキュメントのリストを表示するか、[今すぐスキャン] をクリックして PC を再度スキャンすることができます。

設定の管理

右上隅にある歯車アイコンをクリックして、機密データシールド設定にアクセスします。設定画面では、ユーザーの機密ドキュメントへのアクセスを所有者または著者にのみ制限でき、ユーザーの機密ファイルを開こうとしていたブロックおよび許可されたアプリケーションのリストを表示することができます。続きを読む

問題のトラブルシューティング

機密データシールドがプライバシーセクションに表示されない場合は、アバストプレミアおよびアバストインターネットセキュリティの最新バージョンを使用していることを確認してください。

アバストをアップデートするには、[設定] ▸ [更新する] の順に進み、[プログラム] セクションにある [更新する] をクリックします。

注意: この機能はアバストプロアンチウイルスまたはアバスト無料アンチウイルスでは利用できません。

機密データ シールド