ファイアウォール
この機能には以下からアクセスします: [プロテクション] ▸ [ファイアウォール]
ファイアウォールは、PC と外部との間のすべてのネットワーク トラフィックを監視し、不正な通信や侵入から保護します。この機能では、必要なユーザー入力を最小限にとどめるように設計されています。保護を確実にするために必要となるのは、ファイアウォールをオンにしたままにして、要求された場合に、接続している各ネットワークに適切なファイアウォール プロファイルを選択することだけです:
- [プライベート]: ネットワーク (たとえばホーム ネットワーク) を信頼している場合。
- [パブリック]: ネットワークが一般に共有されている場合 (たとえばカフェや空港のネットワークなど)。
このプロファイルは、ファイアウォールが PC をどの程度厳格に保護するかを決める設定を管理します。
注意: ファイアウォールはアバスト プレミアとアバスト インターネットセキュリティでのみ使用できます。
ファイアウォールの処理を管理
完全なセキュリティを確保するため、ファイアウォールはデフォルトで有効になっています。トラブルシューティングのために一時的に無効にする必要がない限り、ファイアウォールを常にオンにしておくことをお勧めします。
ファイアウォールを無効にするには、[オン] スライダをクリックして表示されている持続期間を選択します。スライダが [オフ] に切り替わります。[無期限停止] オプションを選択することにより、ファイアウォールを完全に停止することはお勧めしません。
ファイアウォール プロファイルの管理
接続している各ネットワークは [現在のネットワーク] という見出しの下に表示されます。次の欄の [ファイアウォール プロファイル] でネットワークごとに適切なプロファイルを選択します。
- [プライベート]: お使いの PC が自宅や職場のネットワークなど、信頼できるネットワークに接続されている場合に適した、より低いレベルのセキュリティです。このプロファイルにより接続性が向上してネットワーク内のすべての通信が許可されます。
- [パブリック]: PCがカフェや空港などの公共ネットワークに接続されている場合に適した、より高度なセキュリティです。公共ネットワークはセキュリティ リスクが高いため、このプロファイルが設定されている場合はいかなる受信も許可されません。
既知のネットワークにアクセスすると、アバストでは毎回該当するファイアウォール プロファイルが記憶され (以前設定されたとおりに) 適用されます。この画面でネットワーク ファイアウォール プロファイルを管理できますが、新規のネットワークに接続すると、毎回適切なプロファイルを選択するように指示されます。プロファイルが選択されていない場合のデフォルトのプロファイル設定は [パブリック] です。
最近のファイアウォールの処置を表示
最近ファイアウォールによって管理されたアプリの下で、ファイアウォールにより PC との通信が最近許可またはブロックされたシステム、および非システム アプリを確認できます。ほとんどのユーザーにとって、この詳細情報が必要十分な情報となります。
プライベート ネットワークに接続しているときは、ファイアウォールの制限は少なくてよいため、ほとんどのアプリが許可されます。パブリック ネットワークに接続しているときは、保護レベルが高いためにより多くのアプリがブロックされます。プライベート ネットワークに接続しているときにアプリがブロックされた場合、怪しい通信が実行されそうになっても、ファイアウォールによって検出されブロックされます。処理は不要です。
ファイアウォールの設定の変更
高度な使用のため [設定] から以下のオプションを使用できます。
- [ネットワーク接続]: 現在の接続をリアルタイムで管理します。続きを読む
- [ファイアウォール ログ]: ファイアウォールの処理履歴を確認します。このセクションは、アバストサポート担当者またはその他のセキュリティ専門家が問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。続きを読む
- [アプリケーション ルール]: 個々のアプリケーションとプロセスのルールを手動で指定します。続きを読む
詳細な設定変更を行う上級ユーザーの場合は、[設定] をクリックして次のファイアウォール属性にアクセスします。
- [ポリシー]: 不正なアクセスを遮断して、承認された通信を許可するルールを設定します。続きを読む
- [ネットワーク プロファイル]: プロファイルの切り替えのための選択項目を管理します。続きを読む
- [友人]: プライベート ネットワークに接続している間に、デフォルトのファイアウォール制限を免除する信頼できるネットワークを指定します。続きを読む
- [追加設定]: ファイアウォール ログ、ポートスキャン検知、Raw Sockets に関連するアクセスを設定します。続きを読む
注意: ファイアウォールの原理を詳細に理解している場合にのみ、設定を変更してください。
問題のトラブルシューティング
ファイアウォールは常にオンにしておくことをお勧めします。たとえば、アプリケーションがブロックされているかどうかを確認するなど、一時的に無効にする必要がある場合は、[オン] スライダをクリックして表示されている持続期間を選択します。スライダが [オフ] に切り替わります。[永久に停止する] オプションを選択して、この機能を無期限にオフにすることはお勧めしません。