一般設定

この設定は以下から管理します。 [設定] ▸ [一般]

[一般] 画面で、アバスト アンチウイルスの動作のさまざまな設定をカスタマイズできます。変更したら、[OK] をクリックして設定を保存します。

インターフェイス言語の変更

アバスト ユーザー インターフェイスは、システムの地域設定またはインストール中に手動で選択された言語に従って、インストール時に認識される言語で表示されます。インストールの完了後、アバスト ユーザー インターフェイスの言語を変更するには次の手順を実行します。

  1. [追加言語をインストールします] をクリックします。
  2. 表示される画面で言語を選択し、[OK] をクリックします。
  3. ユーザー アカウント制御でプロンプトが表示されたら処理を確認し、完了したら [完了] をクリックします。
  4. ドロップダウン リストからインストールされている言語を選択し [OK] をクリックします。

主要な設定の管理

  • [アバスト トレイアイコンを表示する]: Windows タスクバーのシステム トレイにアバスト アイコンを追加します。アバスト トレイアイコンをクリックすると、アバスト ユーザー インターフェイスを開いたり、プログラムのバージョンやウイルス定義を更新するなどの便利な処理にすばやくアクセスできます。アイコンの三角形の警告 は完全に保護されていないことを示します。アバスト アイコンはデフォルトで有効となっています。
  • [スキャン中はアイコンをアニメーション化する]: スキャンが実行中であること通知するために、Windows タスクバーのアバスト トレイアイコンをアニメーション化します。このオプションはデフォルトでは無効になっています。
  • [Automatically open Scan Results when scan is finished (スキャン終了後スキャン結果を自動的に開く)]: 手動およびスケジュール スキャンが終了するとスキャン結果画面が表示されます。このオプションはデフォルトでは無効になっています。
  • [レピュテーション機能を有効にする]: リスクの高いファイルの出現度に基づいて、匿名でテクニカル情報を投稿できます。これは、当社でマルウェアの脅威を特定するのに役立ちます。このオプションはデフォルトでは有効になっています。詳細については、アバスト プライバシー ポリシーをご覧ください。
  • [CyberCapture を有効化]: CyberCapture 機能を使用して、稀な怪しいファイルの検出と分析を行います。そのようなファイルを実行しようとすると、CyberCapture が PC からそのファイルをロックしてアバスト脅威研究所に送信します。ファイルは安全な仮想環境で解析されます。解析が完了したときに通知されます。このオプションはデフォルトでは有効になっています。
    • [常にブロック]: 悪意のある可能性のあるファイルを即座にブロックして、アバスト脅威研究所に送信します。デフォルトではこのオプションが選択されています。
    • [私が判断します]: ファイルをアバスト脅威研究所に提出する前に通知を送信します。
    注意: 潜在的なリスクが認識されていない限り、デフォルトの設定を保持することをお勧めします。
  • [強化モードを有効にする]: レピュテーション機能に基づく情報を使用して、どの実行可能ファイルが安全に開くかを判断します。2 つのモードから選択できます。
    • [ふつう]: 悪い評価または全く評価のないファイルのみをブロックします。その他のファイルはすべて実行できます。
    • [アグレッシブ]: 良い評価で知られている選択されたファイルのみを許可します。その他のファイルはすべて実行されません。
    注意: 強化モードはデフォルトでは無効になっています。初心者ユーザーのみがこのオプションをオンにすることをお勧めします。
  • [不必要な可能性のあるプログラム (PUP) をスキャン]: PUP をスキャンして、検出された場合は通知します。PUP は、他のプログラムと共に気付かれないうちにダウンロードされ、通常不要な処理を実行します。通知を受け取ると、検出されたプログラムの処理方法を決定できます。このオプションはデフォルトでは無効になっています。
  • [サイレント モード]: アバスト ポップアップ (重要な警報を含む) によって、全画面アプリケーションが中断されないようにします。このオプションはデフォルトでは無効になっています。アプリケーションを全画面で実行している間は、一時的にこの機能を有効にすることをお勧めします。
  • [アバストの E メール署名を有効にする]: 送信メールの下部にあるアバストの E メール署名を使用して、メールがマルウェアに対するスキャンを受けたことを受信者に通知します。このオプションはデフォルトでは有効になっており、メール クライアント (Microsoft OutlookMozilla Thunderbird など) にのみ適用されます。

サウンドの調整

[アバストのサウンドを有効にする] をオンにすると、サウンドまたは音声メッセージで警報を発信するイベントを選択できます。

  • 脅威を検出
  • 怪しいアイテムを検出
  • 不必要な可能性のあるプログラム (PUP) を検出
  • スキャン終了
  • [ファイアウォールからの質問] (アバスト インターネット セキュリティ及びアバスト プレミア用のみ)

[(利用可能なときは) 音声メッセージを使用する] を選択すると、たとえば脅威を検出したときまたはウイルス定義を更新したときなどに、イベントの音声メッセージ通知を再生します。

注意: すべてのサウンドの設定はデフォルトでは有効になっています。

ポップアップの管理

以下のオプションを使用して、アバスト ポップアップの挙動を管理できます。

  • [他のアバスト製品に関する宣伝を表示する]: プロテクションを向上させる他の方法についての通知を送信します。アバスト アンチウイルスの有料版を使用する場合にのみ、このオプションを無効にできます。
  • 次の種類のポップアップ メッセージが表示される [length of time (時間)] を設定します。
    • [情報ポップアップ]: 一般的なアバストの処理についての通知を表示します。
    • [更新ポップアップ]: プログラムとウイルス定義のアップデートについての情報を表示します。
    • [注意ポップアップ]: 不明のファイルを開くなどの潜在的なリスクについての警告を表示します。
    • [警告ポップアップ]: 脅威の検出とその他の重要なインシデントについて通知します。

上記のリストのすべてのポップアップは、デフォルトでは 20 秒に時間設定されています。上記のリストにあるポップアップ メッセージを表示させない場合は、各ポップアップの種類の時間を 0 に設定することや、[主要な設定] セクションでサイレント モードを有効にすることが必要です。

インターフェイスまたは設定のパスワードの設定

パスワードを作成して、アバスト ユーザー インターフェイスまたは特定のプログラム設定へのアクセスを制限できます。

注意: このパスワードは、アバスト パスワード機能のアバスト アカウント パスワードまたはマスター パスワードとは関係ありません

パスワードを設定するには、次の手順を実行します。

  1. [パスワードでアバストを保護する] をオンにします。
  2. テキスト ボックスにパスワードを入力します。下にもう一度パスワードを入力して確認します。
  3. パスワードで保護する領域を以下から指定します。
    • [プログラムへのアクセス全般]: アバスト ユーザー インターフェイスを開きます。
    • [プログラム設定]: メイン画面の [設定] をクリックすることで開かれるすべてのプログラム設定にアクセスします。
    • [保護の制御]: 常駐保護 (シールド) をオン/オフにします。
    • [保護の設定]: 常駐保護設定 (シールド) にアクセスします。
    • [スキャンの管理]: スキャンの開始/停止に使用する管理にアクセスします。
    • [スキャンの設定]: さまざまなスキャンのパラメータを決定する設定にアクセスします。
    • [更新の制御]: プログラムとウイルス定義の更新および更新設定の変更を行います。
    • [ウイルスチェストの制御]: ウイルスチェスト内のファイルを制御します。
    • [アバストの設定のバックアップ・復元]: アバストの設定をバックアップまたは復元します。
    • [ファイアウォールの設定]: すべてのファイアウォール設定にアクセスします。
  4. [OK] をクリックします。

注意: パスワードを紛失または忘れた場合は、アバスト ユーザー インターフェイスに再度アクセスするか、アバスト アンチウイルスを再インストールして設定できます。

メンテナンス設定の管理

[メンテナンス] パネルで、ログのサイズを制限し、不要になったログを消去することでハードディスク上の領域を最適化できます。さらに、ウイルスチェストで使用する領域のサイズを制限できます。

  • [自動ログ整理]: 次のオプションを選択して、アバストがスキャンのログを削除する頻度を指定できます。
    • [次の日数より古いスキャンのログを削除する]: 日数 (デフォルトでは 30 日) を入力します。
    • [次の日数より古い一時スキャンのログを削除する]: 日数 (デフォルトでは 1 日) を入力します。
    • [スキャン履歴の削除]: クリックすると、現在保存されているすべてのスキャンのログが直ちに削除されます。
  • [ログ] 各ログファイルの最大サイズ (デフォルトでは 4096 KB) を指定できます。ログが最大サイズの制限を超えた場合は、最も古いレコードが削除されて、最新のレコードのための領域が作り出されます。
    • [デバッグ用ログを有効にする]: プログラムの実行中にエラーが発生した場合、アバストにより特別なログファイルが作成されるのを許可します。エラーの原因を特定するための参考として、アバスト サポート担当者がこのファイルの送信を要求する場合があります。
  • [ウイルスチェスト]: ご利用の PC でウイルスチェストが使用する最大容量 (MB 単位) と、アバスト脅威研究所に送信されるファイルの最大サイズ (KB 単位) を指定できます。
    • [チェストの最大容量]: この制限 (デフォルトでは 256 MB) を超えるファイルまたは残りの領域は、ウイルスチェストに追加できません。
    • [送るファイルの最大容量]: この制限 (デフォルトで 16384 KB) を超えるファイルは、アバスト脅威研究所に提出できません。

ステータスの監視設定の調整

[ステータスの監視] パネルで、アバスト アンチウイルスのメイン画面の保護の状態を判断するために使用するコンポーネントを指定できます。以下のオプションから選択できます。

注意: 重要なコンポーネントが監視されていない場合、表示されるステータスが正確でないため、デフォルトで有効になっているオプションを変更することはお勧めしません

ファイルまたはウェブサイトのスキャンからの除外

[スキャンからの除外] パネルで、特定のファイル、フォルダ、URL をスキャン対象外にできます。通常お勧めしませんが、スキャンを高速化したい場合や誤検出を避けるため、特定のファイルまたはウェブサイトをスキャン対象外にしたい場合があります。

  1. 適切なタブを選択して、除外対象とする処理を指定します。
  2. テキスト ボックスをクリックして詳細を表示します。
    • [ファイルのパス]: ファイルまたはフォルダの場所をテキスト ボックスに手動で入力するか、[参照] をクリックして、関連フォルダを選択チェックします。
    • [URL]: ウェブサイトのアドレスを入力します。
    • [CyberCapture]: ファイルの場所をテキスト ボックスに手動で入力したり、[参照] をクリックしてファイル (.exe) を選択したりします。
    • [強化モード]: ファイルの場所をテキスト ボックスに手動で入力したり、[参照] をクリックしてファイル (.exe) を選択したりします。
  3. [OK] をクリックします。

別の項目をリストに追加するには、適切なタブを選択して [追加] をクリックします。項目を削除するには、適切なタブの関連する行をクリックして [削除] をクリックします。

[ファイルのパス] および [URL] セクションで作成したスキャンからの除外は、すべての手動スキャンとシールド全般に適用されます。特定のスキャンまたはシールドからのみファイルを除外するには、その特定のスキャンまたはシールドの設定で [スキャンからの除外] セクションを使用します。

注意: 対象外とするファイルとウェブサイトが感染していないことがわかっている場合のみ、スキャンからの除外を設定します。

スマートスキャン ツールの選択

[スマートスキャン] は、複数のアバスト コンポーネントのスキャン方法を組み合わせてマルウェアやその他のセキュリティ問題をご利用の PC でチェックします。利用可能なスキャン方法はすべてデフォルトで有効になっています。スキャンを無効にする場合は、該当するスキャンの横にある [オン] スライダをクリックして [オフ] に変更します。

  • [ウイルスをスキャン]: マルウェアのクイック スキャンを参照します。[カスタマイズ] をクリックしてスキャンパラメータを調整します。
  • [未更新のソフトウェアをスキャン]: ソフトウェア アップデーターを参照します。
  • [ブラウザの拡張機能をスキャン]: アバスト クリーンアップを参照します。
  • [ネットワークの脆弱性をスキャン]: Wi-Fi の検査を参照します。
  • [互換性の問題をスキャン]: 受動モードを参照します。
  • [パフォーマンスの問題をスキャン]: アバスト クリーンアップを参照します。
  • [弱いパスワードをスキャン]: アバスト パスワードを参照します。

特別なスキャンの調整

[エクスプローラー スキャン] では、Windows でスキャンするファイルまたはフォルダのアイコンを右クリックして、コンテキスト メニューから [スキャン] を選択し、個別のファイルまたはフォルダをスキャンできます。[設定] をクリックしてスキャンパラメータを調整します。

警報の管理

デフォルトでは、ウイルスが検出されると PC の画面にポップアップ警報が表示されます。ネットワーク管理者の場合、E メールでプリンター、またはネットワーク内の別の PC に通知を送信するようにアバストを設定できます。

警報通知を管理するには、次の手順を実行します。

  1. [送付手段] オプションの下にあるドロップダウンメニューから通知方法を選択します。
    • [E メール (SMTP)]: SMTP プロトコルを使用して [送付先] テキストボックスで指定された E メールに警報を送信します。以下の [SMTP の設定] セクションに SMTP サーバーの詳細を入力する必要があります。
    • [E メール (MAPI)]: MAPI プロトコルを使用して [送付先] テキストボックスで指定された E メールに警報を送信します。以下の [MAPI の設定] セクションに MAPI サーバーの詳細を入力する必要があります。
    • [プリンター]: [送付先] テキストボックスの名称で指定されたプリンターに警報を送信します。
    • [ネットワーク メッセージ (WinPopup)]: [送付先] テキストボックスの IP アドレスで指定された PC にネットワーク メッセージとして警報を送信します。
  2. [OK] をクリックします。

別の項目をリストに追加するには、[追加] をクリックします。項目を削除するには、関連する行をクリックしてから [削除] をクリックします。

注意: 上記の設定はすべてネットワーク構成によって異なります。これらの設定が不明な場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

プライバシー設定の調整

[プライバシー] パネルで、次の処置への参加を指定できます。

  • [アバスト コミュニティに参加する]: オンにすると、PC 上で検出されたマルウェア攻撃などの一般的なセキュリティ関連情報に貢献して、最新のセキュリティ脅威を即座に特定して対応するのに役立ちます。参加しても、個人情報が漏洩することはありません
  • [データ共有に参加]: オンにすると、サードパーティと共有できる統計データに貢献しますが、常に匿名で行い個人は識別されません。

詳細については、アバスト プライバシー ポリシーをご覧ください。

設定のバックアップおよび復元

このセクションでは、シールドやファイアウォールなど、カスタマイズしたコンポーネントのアバスト設定のバックアップと復元を実行できます。これは、アバストを再インストールする必要がある場合や、設定をアバスト アンチウイルスがインストールされている別の PC にコピーする必要がある場合に便利です。

[設定をバックアップする] をクリックして、カスタマイズしたアバスト設定のバックアップを作成します。

  1. 設定を保存するコンポーネントを選択し、[続行] をクリックします。
  2. バックアップ ファイルを保存する場所を選択し、[保存] をクリックします。

[設定を復元する] をクリックして、以前保存した設定を復元します。

  1. 以前保存したバックアップ ファイルの位置を特定し、[開く] をクリックします。
  2. 設定を復元する保存済みのコンポーネントを選択し、[続行] をクリックします。