アンチスパム - 設定
この設定は以下から管理します。 [設定] ▸ [コンポーネント] ▸ [アンチスパム] ▸ [カスタマイズ]
[主要な設定] 画面で、アンチスパムがスパム メールをフィルタリングする方法とスパム フィルタリング ルールを更新する方法をカスタマイズできます。変更したら、[OK] をクリックしてアンチスパムの設定を保存します。
注意: アンチスパムはアバスト プレミアとアバスト インターネットセキュリティで追加インストール可能なコンポーネントとしてのみ利用できます。
アンチスパム設定の管理
以下の設定は、すべての E メール クライアントに適用されます。
- [感度]: オレンジ色のバーを使用して、アンチスパムで受信メールにスパムが含まれている可能性を解析するレベルを指定します。デフォルトの設定は [中] (2 本のバー) です。感度を高くすると、コンポーネントが不要なメールを検出する確率が高まりますが、正当なメッセージをスパムとしてマークする可能性も高くなります。
- [スパムメッセージの件名に印を付ける]: 迷惑メールの件名行に *** SPAM *** とマークするか、テキストを設定に従って変更します。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- [フィッシングと判定されたメッセージの件名にマークを付ける]: 詐欺メールの件名行に *** PHISHING *** とマークするか、テキストを希望に従って変更します。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- [送信メールの受信者を自動的にホワイトリストに追加する]: 送信する E メール アドレスを信頼できる E メールのリスト (ホワイトリスト) に追加して、これらの E メール アドレスからの返答がスパムとして扱われないようにします。
- [受信者のドメインだけを追加する]: オンにすると、送信する E メール受信者の個別のメール アドレスではなく、ドメインが「ホワイトリスト」に自動的に追加されます。たとえば、このオプションをチェックしてメールを someone@company.com に送信すると、company.com ドメイン全体がホワイトリストに追加されます。
- [新しいルールを確認する]: 継続的にアンチスパム検出フィルターを最新の条件にアップデートして、スパムを識別します。デフォルトでは、アンチスパムは 300 秒 (5 分) ごとに新しいルールをチェックします。
- [LiveFeed を有効にする]: アンチスパムで他のチェックを実行する前に、グローバル スパム メッセージのオンライン データベースに対し、すべての受信メールをチェックするように設定します。転送されるデータ量は小さいため、このサービスを有効にしておくことを推奨します。
MS Outlook のアンチスパム設定の管理
Microsoft Outlook をメール クライアントとして使用する場合は、以下の設定を管理します。
- [自動的にスパム メッセージを迷惑メール フォルダに移動する]: すべてのスパム メールを直接迷惑メール フォルダに送ります。スパム メールまたはフィッシング メールとして識別された新しいメッセージは、受信箱には表示されません。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- [ホワイトリストにアドレス帳から自動的にエントリを追加する]: Outlook のアドレス帳のすべての連絡先を、既知の信頼できる E メール アドレスのリストであるアンチスパムのホワイトリストに追加します。ホワイトリストにある E メール アドレスからのメッセージは、スパムとして扱われません。
- [誤認識されたメールサンプルの提出]: 時おり、アンチスパムではメッセージの判断を誤る場合があります。たとえば、正当なメールが誤ってスパムとマークされた場合 (スパムの誤検出)、またはスパムとしてマークされるべきものがスパム メッセージとしてマークされない場合 (スパムの見逃し) があります。この設定で、このようなメッセージのサンプルを詳細の解析のため当社に送信するかどうかを決定します。スパムの誤検出とスパムの見逃しについては、以下のオプションから選択します。
- [尋ねる] (デフォルト): ケースバイケースで決定します。
- [はい]: サンプルを送信します。
- [いいえ]: サンプルを送信しません。
その他のアンチスパム設定
ウィンドウの左側のタブを使用して、アンチスパムの挙動のさまざまな側面を管理します。
ホワイトリストの管理
[ホワイトリスト] で、E メールがスパムとして扱われず、常に正常に配信される送信者のリストを管理できます。
- 単一の E メール アドレスを追加するには、[追加] をクリックして特定の E メール アドレスを入力します。例: someone@company.com。
- ドメイン全体を追加するには、[追加] をクリックして、ドメイン名のみを入力します。例: scompany.com。
別の E メール アドレスまたはドメインをホワイトリストに追加するには、[追加] をクリックします。ホワイトリストから E メール アドレスまたはドメインを削除するには、関連する行をクリックしてから、[削除] をクリックします。
個別の E メール アドレスは、ドメイン全体よりも優先されます。たとえば、ドメイン company.com がホワイトリストにあっても個別のメール アドレス someone@company.com がブラックリストにある場合、この送信者からの E メールはブロックされます。
注意: ワイルドカード文字 (たとえば、* や ?) はサポートされていません。
ブラックリストの管理
[ブラックリスト] で、E メールが常にスパムとして扱われる送信者のリストを管理します。
- 単一の E メール アドレスをブロックするには、[追加] をクリックし特定の E メール アドレスを入力します。例: someone@company.com。
- ドメイン全体をブロックするには、[追加] をクリックし、ドメイン名のみを入力します。例: scompany.com。
別の E メール アドレスまたはドメインをブラックリストに追加するには、[追加] をクリックします。ブラックリストから E メール アドレスまたはドメインを削除するには、関連する行をクリックしてから、[削除] をクリックします。
個別の E メール アドレスは、ドメイン全体よりも優先されます。たとえば、ドメイン company.com がブラックリストにあっても個別の E メール アドレス someone@company.com がホワイトリストにある場合、この送信者からの E メールは通常通り配信されます。
注意: ワイルドカード文字 (たとえば、* や ?) はサポートされていません。