空き領域の抹消

この設定は以下から管理します。 [設定] ▸ [データ抹消] ▸ [カスタマイズ] ▸ [空き領域の抹消]

[空き領域の抹消] 画面では、データ抹消が以前に削除したファイルの残骸を抹消するために使用する方法を指定できます。変更したら、[OK] をクリックしてデータ抹消の設定を保存します。

注意: データ抹消はアバスト プレミアでのみ利用できます。

アルゴリズム設定の管理

[アルゴリズム設定]で、ドロップダウン メニューをクリックして関連する設定を展開し、優先する上書き方法を選択します。

  • [ランダム上書き]: ランダムなパターンでデータを上書きします。データを上書きする回数は指定した数字によって決まります。テキスト ボックスをクリックし、処理の回数を入力します (デフォルトは 1 です)。これは最も簡単で速い方法です。
  • [DOD (国防総省) 5220.22-M 方式]: 3 回のパスでいくつかの種類のデータ (0, 1 およびランダムな文字) でデータを上書きします。この方法はより安全ですが、[ランダム上書き] 方法よりもわずかに遅くなります。
  • [グットマン方式]: ドライブで使用されているエンコード方式に従ってデータを上書きします。グットマン方式では他の方法と比較してデータに対する処理の回数が最大になります。これは最も遅いですが、最も安全な方法です。

その他のオプションの設定

[オプション] で、抹消するファイル情報の領域を指定できます。

  • [空き領域を抹消]: 通常の方法でファイルを削除した後に残る空きディスク領域を消去します。
  • [クラスターチップを抹消]: 上書きしたがまだデータが残っている領域の「ギャップ」を消去します。
  • [MFT を抹消 (NTFS のみ)]: NTFS ディスクのデータ構造からファイル参照情報 (ファイルサイズ、日付スタンプ、権限など) を含むマスター ファイル テーブル (MFT) エントリを消去します。
  • [FAT ディレクトリエントリを抹消]: FAT ディスクのデータ構造からファイル参照情報を消去します。

デフォルトでは、ファイルを識別するのに役立つ各情報が永久に消去されるように、すべてのオプションがチェックボックスでオンになっています。